魅惑のチタンサウンドともう1つのメリットとは?

作業自体はだいーーーぶ前、昨年のものとなっています。
作業の全景を記録出来なかったので、雰囲気をお楽しみ下さい。

異音にて入庫

今回の車両はBNR32 スカイラインGT-R。
オーナー様も非常に大切に乗られていて思いの詰まった車両の1台です。

最近(2019年の話ですが・・・)、1,800rpm付近から「ビュー」や「ブー」といった音が聞こえる、というようなご用命でした。

結果としては、ターボからの排気漏れということで、タービン2基の交換となりました。そんな点検を進める中で、エキゾーストパイプ付近からも排気漏れを発見。
元々かなり古いタイプのNISMO製マフラーが取り付けられていたため早速商談です。

ステンレスか?チタンか?

BNR32のマフラーといえば少し前にリニューアルした、NE-1
再販後、ステンレスタイプとチタンタイプの選択肢がありますが、ではどっちにしよう、という悩みがあります。

ステンレスはチタンより安価(それでも税別38万ですが!)ですが、あまり軽量ではありません。
チタンはお値段が高い代わりに、とにかく軽い!音が違う!という魅力的な素材です。

さらに今回はチタンの方が納期が早いというタイミングだったため迷うところです。

ですが、チタンの魅力は音や軽量だけではありません。
見落としがちなポイントですが、もう1つの大きなポイントは、、

サビない。

これに尽きるでしょう。
ステンレスも錆びないことで、台所等で使用されていますが、あくまでも錆びにくいだけで、基材は鉄が含まれているため錆びます。
よくシンクにヘアピンが転がっているとシンクにサビが付着して取れなくなるのを見たことがありますか?(よく転がっているのか?)
このようにステンレスは”もらいサビ”が発生することがあります。

チタンは基材がチタンのため、鉄ではなくステンレスと同じように酸化皮膜が形成されますが、その被膜がとても強く安定しているため、まずサビません。仮にその被膜にキズが付いたとしてもすぐに皮膜が再生されるため、サビないのです。

サビと戦うならチタン一択

大切に乗りたい、サビを減らしたい、というポイントもあり、今回はチタンタイプを選択頂きました。

ありがとうございました!

実際どれくらい軽いのか

軽い軽い、と言いますが実際どれくらい軽いのか、、
工場を歩いていた女性のサービスフロントに持ってもらいました。まだ箱から出したばかりだったため一本に繋げていませんが、この中間の大きい部分を持ってもらっても、片手で普通に持ち上げることが出来ます。

これくらいとにかく軽い!
思わずみんな笑顔になるくらい軽いです。なかなかタイミングは無いと思いますが、持つとわかります。

取り付けました

タービン側の作業が大変そうですが、元々タービン交換での入庫だったので、サクサクッと取り付けていました。
交換後はチタン特有のサウンドを奏で、気持ちいい!

ですが、今回はパフォーマンスよりもメンテナンス方向での交換です。下回りは雨水もかかって環境としてはあまり良くない環境なので、そこが無敵になったこれからは安心して乗ることが出来ますね。

おわりに

今回は性能向上の目線ではなく維持といった目線での交換をお届けしました。
ちょっと値段は張りますが、音もさることながら、今後より安心してドライブすることが出来ます。

貴重な車だけにこれからも大切にお乗り頂けると幸いです。